パソコンの仮想メモリの設定・する?しない?
2024年04月10日
パソコン(windows)の仮想メモリに関する概要、設定、注意点、etc. メモ程度に掲載していこうと思います。
仮想メモリって何ですか?
仮想メモリとはパソコンの物理メモリ(RAM)が不足し、処理が遅くなった際、ハードディスクの一部をメモリとして利用出来る機能です。
パソコンの処理落ちやフリーズを回避するのたに有効な設定になります。
ちなみに物理メモリ(RAM)が十分に有る場合は、仮想メモリをどれだけ増やしてもパソコンのパフォーマンスは向上しません。
物理メモリが不足した場合のみ、仮想メモリは機能します。
参考資料:
ドスパラさんのサポートページで詳しく解説されています。非常に勉強になります。
リンク
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_pc_vmemory.html?ssp=1&setlang=ja-JP&safesearch=moderate
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仮想メモリの設定は必要?
動作要件の高いプログラムを実行する際、パソコンのスペック状況によっては仮想メモリを設定した方が良い場合があります。
通常、パソコンの初期化設定の段階で、仮想メモリは適切に設定されているため、特別な事情(高要件なゲームを遊ぶなど)がない限り、変更する必要はありません。
・通常、仮想メモリは設定する必要はない。
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仮想メモリの設定方法
仮想メモリの設定手順はWindows 11と10で若干異なります。
▼ 手順 (Windows 11)
1. [スタート]を右クリック> [設定]
2 . [システム]> [バージョン情報]
3. [ システムの詳細設定]
4. [パフォーマンス]> [設定]
5. [ 詳細設定]> [仮想メモリ]> [変更]
6. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外し、カスタムサイズを設定します。
7. 初期サイズと最大サイズを入力し、[設定]をクリックした後、「OK」をクリック
8. パソコンを再起動
▼ 手順 (Windows 10)
1. [スタート]を右クリック> [システム]
2. [システム情報]> [システムの詳細設定]
3. [パフォーマンス]> [設定]
4. [詳細設定]> [仮想メモリ]> [変更]
5. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外し、カスタムサイズを設定します。
6. 初期サイズと最大サイズを入力し、「設定」をクリックした後、「OK」をクリック
7. パソコンを再起動
上記の手順で仮想メモリの設定は完了です。PC再起動後、設定した仮想メモリが反映されます。
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仮想メモリの設定サイズはどのくらいがよい?
仮想メモリのサイズは、物理メモリの0.5倍から1倍の値を設定することも推奨されています。
例) 物理メモリが8GB> 仮想メモリ4~8GB
仮想メモリの設定サイズは、ハードディスクの空き容量とタスクマネージャーでPCパフォーマンスをチェックしながら設定するのが良さそうです。
※タスクマネージャーは、スタートメニュー(スタートを右クリック)の項目から起動出来ます。
物理メモリ(RAM)の確認方法は?
▼ 物理メモリの確認方法
・Windows 11
1. [スタートボタン]を右クリック >[設定]
2. [システム] >[バージョン情報]
3. 実装RAMの項目にて物理メモリの容量を確認出来ます。
・Windows 10
1. 画面下のタスクバーを右クリック
2. [タスクマネージャー]を選択
3. メモリセクションの項目で物理メモリの容量を確認出来ます。
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仮想メモリを設定するデメリット
1. ストレージの空き容量の減少
仮想メモリはストレージ( HDD/SSD)の容量を一時的にメモリとして使う機能です。ストレージの空き容量に注意。
2. 速度の低下
仮想メモリは物理メモリ(RAM)と比べ、アクセス速度が遅いため、設定環境によってはPCシステム全体のパフォーマンスが低下する可能性があるとのこと。
3. HDD/SSDの負担(負荷)
仮想メモリを多用するとストレージへの読み書きが増え、同時に負担も増えることになり、ストレージ(HDD/SSD)の寿命に影響する可能性があります。
4. 互換性の問題
一部のプログラムやアプリケーションによっては、仮想メモリ上で、うまく互換が取れず正常に動作しないものがあるとのことです。
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自分のPCに設定してみた結果
仮想メモリを物理メモリの1.0倍(1600MB)、設定してみたところオフィスなどの通常使用時は体感的に特に変化はありませんでした。
ちょっと重たいPCゲームをプレイした場合、変化あり。
私の環境では長時間PCゲームを遊んでいると、どんどん処理が重くなる傾向にありましたが、やや解消です。(カクツキ出すまでの時間が少し延び感じ)
仮想メモリの影響なのかは不明ですが、重たいゲームを終了した後にPCのパフォーマンスが一時的に落ちるところが気になりました。(全体的に反応が遅い)
私的には仮想メモリの設定は、使用するプログラムと用途によると言ったところでしょうか。
やはり、通常は特に設定する必要は無さそうです。(むしろ設定しない方良い)
常にメモリを多く食うPCゲームなど、遊ぶ場合、シンプルに物理メモリ(RAM)を増設しましょう。
関連記事:
パソコンの重い処理・負荷の原因を簡単に調べる
パソコンが遅い!遅すぎる!を速くする・軽くするの簡単設定はコレ
仮想メモリって何ですか?
仮想メモリとはパソコンの物理メモリ(RAM)が不足し、処理が遅くなった際、ハードディスクの一部をメモリとして利用出来る機能です。
パソコンの処理落ちやフリーズを回避するのたに有効な設定になります。
ちなみに物理メモリ(RAM)が十分に有る場合は、仮想メモリをどれだけ増やしてもパソコンのパフォーマンスは向上しません。
物理メモリが不足した場合のみ、仮想メモリは機能します。
参考資料:
ドスパラさんのサポートページで詳しく解説されています。非常に勉強になります。
リンク
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_pc_vmemory.html?ssp=1&setlang=ja-JP&safesearch=moderate
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仮想メモリの設定は必要?
動作要件の高いプログラムを実行する際、パソコンのスペック状況によっては仮想メモリを設定した方が良い場合があります。
通常、パソコンの初期化設定の段階で、仮想メモリは適切に設定されているため、特別な事情(高要件なゲームを遊ぶなど)がない限り、変更する必要はありません。
・通常、仮想メモリは設定する必要はない。
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仮想メモリの設定方法
仮想メモリの設定手順はWindows 11と10で若干異なります。
▼ 手順 (Windows 11)
1. [スタート]を右クリック> [設定]
2 . [システム]> [バージョン情報]
3. [ システムの詳細設定]
4. [パフォーマンス]> [設定]
5. [ 詳細設定]> [仮想メモリ]> [変更]
6. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外し、カスタムサイズを設定します。
7. 初期サイズと最大サイズを入力し、[設定]をクリックした後、「OK」をクリック
8. パソコンを再起動
▼ 手順 (Windows 10)
1. [スタート]を右クリック> [システム]
2. [システム情報]> [システムの詳細設定]
3. [パフォーマンス]> [設定]
4. [詳細設定]> [仮想メモリ]> [変更]
5. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外し、カスタムサイズを設定します。
6. 初期サイズと最大サイズを入力し、「設定」をクリックした後、「OK」をクリック
7. パソコンを再起動
上記の手順で仮想メモリの設定は完了です。PC再起動後、設定した仮想メモリが反映されます。
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仮想メモリの設定サイズはどのくらいがよい?
仮想メモリのサイズは、物理メモリの0.5倍から1倍の値を設定することも推奨されています。
例) 物理メモリが8GB> 仮想メモリ4~8GB
仮想メモリの設定サイズは、ハードディスクの空き容量とタスクマネージャーでPCパフォーマンスをチェックしながら設定するのが良さそうです。
※タスクマネージャーは、スタートメニュー(スタートを右クリック)の項目から起動出来ます。
物理メモリ(RAM)の確認方法は?
▼ 物理メモリの確認方法
・Windows 11
1. [スタートボタン]を右クリック >[設定]
2. [システム] >[バージョン情報]
3. 実装RAMの項目にて物理メモリの容量を確認出来ます。
・Windows 10
1. 画面下のタスクバーを右クリック
2. [タスクマネージャー]を選択
3. メモリセクションの項目で物理メモリの容量を確認出来ます。
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仮想メモリを設定するデメリット
1. ストレージの空き容量の減少
仮想メモリはストレージ( HDD/SSD)の容量を一時的にメモリとして使う機能です。ストレージの空き容量に注意。
2. 速度の低下
仮想メモリは物理メモリ(RAM)と比べ、アクセス速度が遅いため、設定環境によってはPCシステム全体のパフォーマンスが低下する可能性があるとのこと。
3. HDD/SSDの負担(負荷)
仮想メモリを多用するとストレージへの読み書きが増え、同時に負担も増えることになり、ストレージ(HDD/SSD)の寿命に影響する可能性があります。
4. 互換性の問題
一部のプログラムやアプリケーションによっては、仮想メモリ上で、うまく互換が取れず正常に動作しないものがあるとのことです。
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自分のPCに設定してみた結果
仮想メモリを物理メモリの1.0倍(1600MB)、設定してみたところオフィスなどの通常使用時は体感的に特に変化はありませんでした。
ちょっと重たいPCゲームをプレイした場合、変化あり。
私の環境では長時間PCゲームを遊んでいると、どんどん処理が重くなる傾向にありましたが、やや解消です。(カクツキ出すまでの時間が少し延び感じ)
仮想メモリの影響なのかは不明ですが、重たいゲームを終了した後にPCのパフォーマンスが一時的に落ちるところが気になりました。(全体的に反応が遅い)
私的には仮想メモリの設定は、使用するプログラムと用途によると言ったところでしょうか。
やはり、通常は特に設定する必要は無さそうです。(むしろ設定しない方良い)
常にメモリを多く食うPCゲームなど、遊ぶ場合、シンプルに物理メモリ(RAM)を増設しましょう。
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