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外付けSSD(HDD)で「ディレクトリ名が無効です」の解決方法

2024年03月24日
パソコン・IT機器トラブル関連
SSDやHDDのストレージに保存したデータを開こうとすると「ディレクトリ名が無効です」が表示される。原因と解消方法をメモ程度にまとめています。

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UnsplashWilliam Warbyが撮影した写真

=== 問題と原因がどこにあるのか探してみる ===
・パソコン本体
・外付けSSD(HDD)
・ファイルデータ?(破損/消失)

➡︎ 外付けSSD(HDD)を他のパソコンに接続してみる

外付けSSD(HDD)を他のパソコンに接続してみて同様のエラーが出る場合、SSD(HDD)、または保存しているデータ、ファイルシステムに原因がある可能性が高い。

他のパソコンでは問題なく外付けSSDにアクセス出来る場合、原因はパソコン本体、OS、システムファイルに原因がある可能性が高い。

=== 外付けSSD(HDD)に原因がある場合 ===

外付け/内蔵ハードディスクに原因がある場合、ディスクのエラーチェック修復で解消出来るケースがある。
また、フォーマットと修理対応に関しては、どちらも初期化されるため、ハードディスク(SSD)に保存されたデータは基本的に残らない。

・ドライブのエラーチェック
・ドライブのフォーマット(初期化)
・修理対応

1. ドライブ(SSD)のエラーチェック

内蔵/外付けSSD(HDD)のエラーチェックと修復は、エラーチェック対象のドライブチェックツールから実行出来る。

手順
エクスプローラー > PC > チェックするドライブを右クリック > プロパティ > ツール > チェック > ドライブのスキャン

上記の手順でドライブのスキャンとエラー修復が実行される。PC再起動後、ハードディスクに正常にアクセス出来るかチェックしてみる。

⚫︎対象のドライブへアクセス出来ない場合
➡︎ コマンドプロンプトからドライブのエラーチェックを実行してみる。

手順
スタートキーを押して検索窓に[CMD]を入力> コマンドプロンプトに [chkdsk c: /f] を入力

ドライブのスキャンが開始されエラーが見つかった場合、修復が実行される。

※ D:ドライブをチェックする場合、[chkdsk d: /f]

関連記事:
【Windows 11】ハードディスクのエラーチェック・かんたん手順

2. ドライブのフォーマット(初期化)

ドライブのフォーマット(初期化)を実行する事で不具合やエラーが解消されるケースがある。
但し、ドライブは初期化されるため、データは失われるので注意。

手順
エクスプローラー > PC > 対象のドライブを右クリック > フォーマット >ボリュームラベルに名称を任意で入力して [開始] をクリック >「 警告」が表示され問題なければ [OK] をクリック

再起動後、ドライブに正常にアクセス出来るかチェックしてみる。

3. 修理対応
ドライブに物理的な損傷、またはシステムファイルに修復不可なエラーが問題である場合、修理対応が必要となるケースがある。

=== パソコンに原因がある場合 ===

ディレクトリへのアクセスに関するエラーの原因は幾つか考えられ、解消方法も様々にある。

・パソコン本体の再起動
・外付けSSDを他のUSBポートに接続
・tempフォルダの確認
・USBドライバーの更新
・Windows OSのアップデート

※物理的な故障、または復旧出来ないファイル破損が原因である場合、修理サポートやデータ復旧サービスを検討する必要がある。

1. パソコン本体の再起動
パソコン本体を再起動することで、内部で発生している不具合やエラーが解消され正常に動作するケースがある。

2. 外付けSSDを他のUSBポートに接続
外付けSSD(HDD)などをパソコンの他のUSBポートに接続して、問題なくアクセスできるかチェックしてみる。
※ 他のUSBポートでは外付けSSD(HDD)が正常に動作する場合、USBポートの故障が原因である可能性が高い。

3. tempフォルダの確認
tempフォルダが正しく設置されているか確認する。(フォルダが破損していないか)

tempフォルダとは?
tempファイル(tmpファイル)を保存しておくためのフォルダ。tempファイルはOSが一時的に保存するファイルのこと。

tempファイルが直接的な原因である可能性は低いが、tempフォルダが正常に機能していない場合、ディレクトリエラーに限らず、プログラムの動作、インターネットなど、様々な部分でトラブルが発生する。

また、通常tempフォルダは変に触って致命的なエラーを引き起こさないように隠しフォルダになっている。

関連記事:
【Windows 11】隠しファイル(システムファイル)の表示方法・かんたん手順と注意点

⚫︎tempフォルダの場所・探し方
tempフォルダは、エクスプローラーとWindows の [ファイル名を指定して実行] 機能からアクセス出来る。

①ファイル名を指定して実行
1. [Windowsキー]+[Rキー]を同時に押す
2. 検索窓に [%temp%] と入力
tempフォルダにアクセス出来る。

②エクスプローラーからアクセスする
エクスプローラー > PC > ドライブ > ユーザー > ユーザーネーム > AppData > Local > temp

普段、Appdataやtempフォルダは隠しファイルになっている。ファイルを触って致命的なトラブルを招かないため。取り扱いには十分注意する。

エクスプローラーの画面で[表示]設定の[隠しファイル]にチェックを入れるとAppdataが表示される。

⚫︎tempフォルダがない場合
システムを問題のなかった状態へ復元することでtempフォルダを元の状態に戻すことが可能。

但し、Windowsを以前の状態に戻すため、それまでの保存データは基本的に失われる。

システムの回復(復元) 手順
1. [スタートボタン]を右クリック
2. [システム]を選択
3. [システム保護]をクリック
4. [システムの復元]をクリック
5. [別の復元ポイント]を選択する
6. [完了]をクリック

システムの回復後、パソコンを再起動を行いtempフォルダが元の状態に戻っているかチェックする。

4. USBドライバーの更新

接続デバイスのドライバーに問題がある場合、USBドライバーの更新、または再インストールする事でエラーを解消できるケースがある。

手順
スタートを右クリック > デバイスマネージャー > 対象のデバイス名をダブルクリック > ドライバーの更新 > ドライバーを自動的に検索

ドライバーが検索され、更新とインストールが自動的に実行される。

ドライバーの再インストールを実行する場合、インストールされているドライバーの [削除]を行い、再インストールを実行する。
ドライバーのインストールは、PC内に内蔵されているドライバーであれば、再起動後、自動的にインストールされる。

ドライバーが内蔵されていない場合は?
外付けのデバイス(SSDなど)をUSBポートに接続した際、自動でインストールされる。
または、デバイスのメーカーサポートページより、ドライバーのダウンロード./インストールを実行する。

5. Windows OSのアップデート

Windows OSにアップデートの余地がある場合、アップデートしてみる。
アップデートする事で以前、発生していた不具合やエラーなどが修正され、解消できるケースがある。

Windows OSのアップデートは [設定] の [更新とセキュリティ] から実行できる。

手順
スタート >設定 >Windows Update >更新プログラムのチェック 

更新の余地があれば [ダウンロードとインストール] をクリック

Windowsの更新が完了後、ドライブ(SSD/HDD)に正常にアクセスできるかチェックする。

関連記事:
「このドライブで問題が見つかりました」が表示・原因と対処方法

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この記事を書いた人: scrapbit
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