デジタクル
scrapbit

PC周辺機器・IT関連・お役立ち情報を掲載

WiFi6EとWiFi6の違い・簡単まとめ

2023年05月09日
パソコン・IT機器トラブル関連
WiFi6EとWiFi6の特徴、違いに関する簡単まとめの掲載です。

WiFi6EとWiFi6は何が違うの?

従来のWiFi6の周波数帯(2.4/5GHz)に加え、WiFi6Eは6GHzの周波数帯が使えます。

6GHz帯のWiFi通信はWiFi6Eのみ利用できるので、帯域の混雑、干渉の影響を受けにくいです。つまりWiFi6と比べWiFi6Eの方が安定したWiFi通信が可能になるということです。

WiFiの通信速度が速くなるの?

WiFi6Eの最大通信速度はWiFi6と同様の9.6Gbpsです。
但し、WiFi6Eでは混雑の少ない6GHz帯が使えるので実質通信速度はWiFi6と比べ向上します。速度の低下、接続不良なども少なくなります。

WiFiルーターをWiFi6EにすればWiFi6Eで使えるの?

WiFiルーター、受信する機器(スマホ、PCなど)の双方がWiFi6Eに対応している必要があります。

対応していない場合、通常のWiFi6、またはWiFi5で接続されます。

現在(2023/05)では、まだパソコン、スマホ、タブレットも一部の機器のみWiFi6Eに対応している感じです。
今後の発売してくる商品に関してはWiFi6Eに対応してくるでしょう。

WiFi6Eの接続設定とか難しいの?

基本的にWiFi6Eに対応したWiFiルーターは2.4/5/6GHz帯、3つの周波数帯が発信されます。各バンド帯のSSIDに対して、セットアップカードなどに記載されているパスワードを入力すれば接続設定は完了です。

2.4/5GHzに関してはバンドステアリング(自動で快適な周波数帯に接続を切り替える)機能に対応しているので、どちらかのSSIDを設定しておけば大丈夫かと。

WiFi6Eはバンドステアリングに対応していないので、WiFi6Eに対応した機器(PCなど)で、WiFi6EのSSIDにパスワードで設定すれば大丈夫です。

WiFi6E対応のルーターに切り替えた方が良い?

使用しているスマホ、パソコンなどの機器がWiFi6Eに対応していれば新しいルーターに切り替える価値はあります。

また、今後、スマホ、PC、タブレットなど、新たに買い替える予定がある場合、新しい規格に対応したWiFi環境をこの際、準備しておくのもアリかと。

WiFiに限らず新しい規格の登場に関しては、面倒ですがどこかで対応しなければならなくなります。

【バッファロー】 WNR-5400XE6/N



Amazonの商品ページはこちら (¥19,980~)


関連記事:
【WiFiルーター】5GHz、2.4GHzが共通?バンドステアリングをオフにするには

気に入ったらシェア!

scrapbit
この記事を書いた人: scrapbit
パソコン/スマホに関するトラブルの解消方法を簡単にブログにて紹介しています。