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0x000000EF (エラーコード)ブルースクリーンの原因と対処方法

2022年09月23日
パソコン・IT機器トラブル関連
【Windows】ブルースクリーン「0x000000EF」の原因と対処方法に関する記事を掲載しています。

0x000000EF CRITICAL_PROCESS_DIEDとは?

重要なシステムプロセスが停止されたことを示すエラーコードです。(深刻なエラーコードです。)

Windowsの起動時や使用中など発生するタイミングは限定されません。

傾向としてはWindowsのアップデート後、ソフトウェア(ウイルスも含む)のインストール、ドライバーの更新、アプリの更新など、
何らかの理由でシステムファイルを変更した直後に発生するケースが多いです。

原因: ドライバーのエラーや破損、メモリーエラー(故障)、セクター不良、システムデータの変更、システムデータの消失、システムファイルの損傷など

0x000000EF CRITICAL_PROCESS_DIEDの対処方法は?

主な対処方法は、
・接続している周辺機器をすべて外して再起動
・セーフモードで破損したシステムファイルを修復
・直前にインストール、更新したドライバーの削除、アンインストール
・メーカーによる修理対応

システム読み込み時のエラーレベルとしてはかなり深刻なエラーです。

セーフモードでWindowsを起動できるか?

システムファイルの修復、ドライバーの削除アンインストールするにしてもWindowsが起動しないことには実行するのは難しいです。

セーフモードで起動(Windows 11)・手順
1. [スタート]をクリック
2. [電源]をクリック
3. [Sfift]キーを押しながら[再起動]をクリック
再起動後、「オプションの選択」画面が表示
4. [トラブルシューティング]を選択
5. [詳細オプション]をクリック
6. [スタートアップ設定]をクリック
7. [再起動]をクリック
スタートアップ設定画面が表示
8. 該当するセーフモードを数字キーで選択します。
通常は4番、ネットワークが必要な場合5番
9. 再起動後、ログイン

上記の手順でWindows 11のセーフモード起動は完了です。画面左右の済にセーフモードと表示されているかチェックしてください。

Windowsを通常モードに戻したい場合、再び再起動すると通常モードに戻ります。

※Windows 10のセーフモード起動は、[設定]>[更新とセキュリティ]>[回復]>[今すぐ再起動]>[オプションの選択]>[トラブルシューティング]>[その他の修復オプション]>[スタートアップ設定]>[再起動]からセーフモード起動できます。

ブルースクリーンから動かない、セーフモードへどうすれば?

ブルースクリーンのまま、Windowsの操作ができない場合、セーフモードへは電源ボタン長押し(複数)による移行方法で対処できるケースがあります。

関連記事:
【Windows 11】ブルースクリーンからセーフモードを起動するやり方・手順

セーフモードからシステムファイルの修復

システムファイルの破損が原因である場合、セーフモードで起動後、ファイルスキャン&自動修復でトラブルを解消できるケースがあります。

システムファイルの修復・手順
1. [スタート]を右クリック
2. Windows ターミナル(管理者)、またはWindows PowerShell(管理者)をクリック
3. 「PowerShell」が起動します。
4. [sfc /scannow]と入力して「Enter」キーを実行
5. システムのスキャンが実行されます。
6. しばらくして「検証が100%が完了しました。」が表示されたら完了です。

上記の手順でシステムファイルのスキャン、修復は完了です。

ファイルの破損が見つかった場合、修復可能なファイル破損であれば自動的にファイル修復されます。

※Windows PowerShellはWindowsツールからも起動できます。Windows PowerShellを管理者として実行したい場合はアイコンを右クリック、「管理者として実行」を選択してください。

ドライバーの削除(アンインストール)手順

ドライバーをインストール、更新してからエラーコード「0x000000EF」に遭遇する場合、間近にWindowsに導入したドライバーが原因である可能性が考えられます。

問題のドライバーを削除(アンインストール)することでトラブルが解消できるケースがあります。

通常モード、またはセーフモードでWindowsを起動して、問題のあるドライバーを一度、削除(アンインストール)してみてください。

ドライバーのアンインストール手順
1. [スタート]を右クリック
2. [デバイスマネージャー]をクリック
3. アンインストールしたいドライバーを選択
4. ドライバを右クリック
5. [デバイスのアンインストール]をクリック
6. Windowsを再起動します。

上記の手順でドライバーのアンインストールは完了です。再起動後、正常にWindowsが起動するかチェックしてください。

ドライバーを削除(アンインストール)後、正常にWindowsが起動する場合、エラーの原因がインストール、または更新したドライバーに原因がある可能性が考えられます。

他にも「0x000000EF」に関する対処方法は調べているといくつか見つかりました。ですが、エラーの原因によってはどんどん状況が悪化してゆくケースあり、原因が特定できない場合は無理をせず修理サポートに相談するのが良さそうです。

関連記事:

【Windows 11】22H2の不具合・以前のバージョンへの戻し方(エラーコード:0x800f0806)

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この記事を書いた人: scrapbit
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