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ノートパソコンの電源がずっと点滅して充電されない場合の対処方法

2022年09月11日
Windows 11関連
ノートパソコンの電源ランプがずっと点滅していて充電されない場合の対処方法の紹介です。

パソコンのランプ電源ランプが点滅している場合

ノートパソコンの電源ランプのオレンジ点滅は「スリープモード」、「バッテリー残りわずかのシグナル」、または「通電されていない」のお知らせです。

※パソコンメーカーによってはランプの色やシグナルが異なる場合があります。

スリープモードの場合、スリープモードを解除してみる。

スリープモードの解除方法はパソコン本体の電源ボタンを一回だけ押してください。

電源ランプが点滅から点灯に変わっていれば、原因はスリープモードであった可能性が高いです。

スリープモード解除の設定(Windows 11)

手順 1. [設定]をクリック
2. [システム]を選択
3. [電源]をクリック
4. [画面とスリープ]をクリック
5. 「電源接続時に次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」を「なし」に変更

上記の手順でスリープモードの解除設定は完了です。

【Windows 11】操作しないときのスリープ状態までの時間を変えたい

電源アダプタが正常に接続されているか確認していみる。

電源アダプタのプラグがノートパソコンにしっかり挿さっているか、またコンセント部分にしっかり挿さっているか確認してください。
また、タコ足などを使って、接続されている場合、ノートパソコンの電源アダプタのみを挿してみてください。

接続不良や電源供給不足が原因であった場合、上記の手順で解消されます。

パソコンをシャットダウンしたまましばらく充電してみる。

ある程度(10%以上程)、バッテリー残量が充電されれば、点滅から点灯にランプが変化し正常に充電されるケースがあります。

バッテリーパックの抜き挿しを行ってみる。

バッテリーパックが外せるタイプなら一度、バッテリーパックの抜き挿しを行ってからAC電源を接続してみてください。

バッテリーパックの認識不良であれば解消されるケースがあります。

パソコンを再起動してみる。

これは既に行っている方が多いかと思いますが調子の悪いデジタル機器の定番となる対処方法です。内部で謎の認識エラーなど発生している場合、パソコン本体を再起動することで解消されるケースがあります。

再起動で解消した例
1. 電源アダプタも含め、すべての接続されている周辺機器を外します。
2. パソコンをシャットダウンします。
3. 2分程放置(放電)します。
4. 電源アダプトのみパソコンに接続します。
5. パソコンを起動します。

上記の再起動手順で電源トラブルが解消されるケースがあります。(実際、何件からはこれで解消できています。)

バッテリー劣化、故障

⇒残念ながらメーカーによる修理サポートが必要です。

1. 電源アダプタ、本体側、コンセント側をチェック
2. 電源ボタンを押してスリープ解除
3. ノートパソコンの再起動
4. バッテリーパックの抜き挿し(外せるタイプのみ)
5. [スリープモードの解除]設定後、PCの再起動
6. 電源モード(電源プラン)の変更後、PCの再起動
7. ノートパソコンのカバー(蓋)の開閉後、電源アダプタの抜き挿し
8. 電源アダプタを挿したまましばらく充電状況をみてみる

上記の項目を順に試してみて、電源ランプが点滅から点灯に変わらない場合、修理対応が必要になるかもしれません。一度、メーカーサポートに相談してみてください。

関連記事:
【Windows 11】の電源モード(電源プラン)の変更はどこから出来るの?

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この記事を書いた人: scrapbit
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