【Windows 11】ファイル・フォルダを暗号化する簡単手順
2022年08月24日
【Windows 11】パソコンで作成したファイルやフォルダを暗号化する手順の紹介です。気になる方は是非チェックしてみてください。
通常のWindows 11 Homeではファイルの暗号化は機能として搭載されていないので注意です。標準機能でのファイル・フォルダの暗号化はWindows 11 Pro、またはWindows 10 Proに限定されます。
Windows 11 Homeで暗号化を行いたい場合は別途、暗号化ソフトが必要になります。
ファイル(フォルダ)のプロパティから暗号化設定が行えます。
暗号化(EFS)の手順
上記の手順でファイルの暗号化は完了です。ファイルアイコンに鍵マークが付いている筈です。フォルダを暗号化する場合も同様の手順でOKです。
暗号化されたファイル(フォルダ)のプロパティから暗号化解除が行えます。
暗号化(EFS)解除の手順
上記の手順で暗号化されたファイル(フォルダ)の解除は完了です。鍵マークが消え通常のファイルアイコン表示になります。
暗号化されたファイルを開くには暗号化キーが必要になります。
ファイルを暗号化した際に通知される「暗号化キーのバックアップ」から暗号化キーをバックアップすることができます。
暗号キーのバックアップはPC内やUSBメモリ、外付けHDDに[参照]から保存先を指定できます。
暗号キーのバックアップ手順
上記の手順で暗号キーのバックアップは完了です。暗号キーのバックアップは必須ではありませんが推奨されています。
何らかのトラブルでOSの再インストールなど行った再、暗号キーがなければ暗号化されたファイルには2度とアクセスできません。外部ストレージやUSBメモリなどにバックアップしておくと安心です。
関連記事:
【Windows】BitLocker回復キーがわからない。確認方法と回復キーのバックアップ手順
ファイルやフォルダを暗号化するには?
通常のWindows 11 Homeではファイルの暗号化は機能として搭載されていないので注意です。標準機能でのファイル・フォルダの暗号化はWindows 11 Pro、またはWindows 10 Proに限定されます。
Windows 11 Homeで暗号化を行いたい場合は別途、暗号化ソフトが必要になります。
ファイルの暗号化・手順 (Windows 11 Pro)
ファイル(フォルダ)のプロパティから暗号化設定が行えます。
暗号化(EFS)の手順
1.暗号化したいファイルを右クリック
2.プロパティをクリック
3.詳細設定をクリック
4.「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェック
5.[OK]をクリック
6.「暗号化に関する警告」が表示されます。
7.「ファイルとその親フォルダーを暗号化」または「ファイルだけを暗号化」のどちらかを選択して[OK]をクリック
2.プロパティをクリック
3.詳細設定をクリック
4.「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェック
5.[OK]をクリック
6.「暗号化に関する警告」が表示されます。
7.「ファイルとその親フォルダーを暗号化」または「ファイルだけを暗号化」のどちらかを選択して[OK]をクリック
上記の手順でファイルの暗号化は完了です。ファイルアイコンに鍵マークが付いている筈です。フォルダを暗号化する場合も同様の手順でOKです。
ファイル・フォルダの暗号化を解除するには
暗号化されたファイル(フォルダ)のプロパティから暗号化解除が行えます。
暗号化(EFS)解除の手順
1.暗号化解除したいファイルを右クリック
2.プロパティをクリック
3.属性の詳細にある「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」のチェックを外します。
4.[OK]をクリック
2.プロパティをクリック
3.属性の詳細にある「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」のチェックを外します。
4.[OK]をクリック
上記の手順で暗号化されたファイル(フォルダ)の解除は完了です。鍵マークが消え通常のファイルアイコン表示になります。
万が一に備えて暗号化キーのバックアップ
暗号化されたファイルを開くには暗号化キーが必要になります。
ファイルを暗号化した際に通知される「暗号化キーのバックアップ」から暗号化キーをバックアップすることができます。
暗号キーのバックアップはPC内やUSBメモリ、外付けHDDに[参照]から保存先を指定できます。
暗号キーのバックアップ手順
1.通知欄に表示されている鍵付きのファイルアイコンをクリック
2.「ファイル暗号化の証明書とキーをバックアップしてください。」が表示されます。
3.[今すぐバックアップする(推奨)]をクリック
4.証明書とエクスポートウィザードの開始 [次へ]をクリック
5.エクスポートファイルの形式画面が表示されます[次へ]をクリック
6.ファイルにアクセスする際のパスワードを登録して[次へ]をクリック
7. [参照]をクリックしてバックアップする情報の保存先を指定します。
8.ファイル名を決めたら[保存]>[次へ]をクリック
9.証明書のエクスポートウィザードの完了が表示されます。
10.間違いがなければ[完了]をクリック
2.「ファイル暗号化の証明書とキーをバックアップしてください。」が表示されます。
3.[今すぐバックアップする(推奨)]をクリック
4.証明書とエクスポートウィザードの開始 [次へ]をクリック
5.エクスポートファイルの形式画面が表示されます[次へ]をクリック
6.ファイルにアクセスする際のパスワードを登録して[次へ]をクリック
7. [参照]をクリックしてバックアップする情報の保存先を指定します。
8.ファイル名を決めたら[保存]>[次へ]をクリック
9.証明書のエクスポートウィザードの完了が表示されます。
10.間違いがなければ[完了]をクリック
上記の手順で暗号キーのバックアップは完了です。暗号キーのバックアップは必須ではありませんが推奨されています。
何らかのトラブルでOSの再インストールなど行った再、暗号キーがなければ暗号化されたファイルには2度とアクセスできません。外部ストレージやUSBメモリなどにバックアップしておくと安心です。
関連記事:
【Windows】BitLocker回復キーがわからない。確認方法と回復キーのバックアップ手順