ChromebookでOutlookを使う方法・手順
2021年10月11日
Chromebookで「Outlook」、「Office」を利用するには
Chromebookでのアンドロイド版「Microsoft Office」のサポートは9/18以降で終了しているため、Office.com(Web版オフィス)に切り替える必要があります。
Outlookも同様にOutlook.comに切り替えれば利用することができます。
Office.com(Outlook.com)を利用するにはマイクロソフトアカウントが必要になります。
普通のOfficeとOffice.comは何が違う?
ライセンス版との大きな違いはファイルやデータの保存先がPC本体ではなく、マクロソフトのクラウドストレージ「OneDrive」に保存されます。
Outlook.comもOutlook内の情報はマイクロソフトのサーバーに保存され、ネットを介してそれらのデータとPCが同期する仕組みです。
なので、Office.comやOutlook.comを利用するにはネット環境が必須になります。
また、有料のOfficeラインセス版と比べ無料のOffice.comは機能も制限されています。
【Chromebook】画面が回転しない・反応しない場合の対処方法
Office.comの機能制限
Word
・テキストボックス追加
・マクロ機能
・目次の追加と更新、などなど
詳しくわOffibeサポート
Excel
・以前の一部、マクロ機能が機能しない
・保護されているブックは表示できない
・関数の機能が一部制限、などなど
詳しくはOfficeサポート
PowerPoint
・オーディオの編集・追加ができない
・フッター、ヘッダーなので機能を制限
・スライドマスターの編集不可
・グラフ追加ができない、などなど
詳しくわOfficeサポート
一般的なファイル作成、編集は問題なさそうですが、細かく機能を反映させたファイルなどは制限を受けそうです。
Office.com(Outlook.com)は無料で利用できる?
マイクロソフトアカウントさえあれば誰でも無料で利用することができます。
オンライン環境で利用することが大半となるChromebookでは、ネット環境必須のOffice.comに変更してもそれほど影響はなさそうです。
今までのOfficeの使い方によっては機能制限が影響し、Windows PCでの作業に変更しなくてはならないユーザーもいるかもしれません。
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