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ワイモバイルSIMでAndroidのAPN設定ができない・このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません

2021年04月12日
iPhone・スマホトラブル・関連
SIMロック解除したAndroid端末でAPN設定ができない「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」が表示される解消方法に関する記事を掲載しています。

APN設定の項目を入力する前にチェックすること

APNの設定画面に「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」が表示されている

この場合、SIMカードをAndroid端末が認識していないのでAPN設定は保存、完了できません。

SIMロック解除されていてもそのステータスが何らかの原因で端末システムに反映されておらず、SIMロックがまだ掛かっている状態になっています。

APNの設定画面で「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」が表示されている場合、上記の原因が濃厚です。

「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」を解消する

SIMロック解除が済んでも「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」は一部のAndroid端末で発生することがあります。

このトラブルはSIMステータスを更新することで解消できます。

Android端末によって表示のされ方は異なりますが、作業の流れは同じです。

・SIMステータスの更新・かんたん手順

①ロック解除した端末をWi-Fi接続します
②「設定」⇒「端末情報」または「デバイス情報」
③「SIMカードのステータス」または「SIMカード状態」または「SIMカードの状態」
④「SIMステータスを更新」または「SIMカードの状態を更新」をタップ
⑤自動で再起動がかかりステータスが更新されます。再起動がかからない場合は画面に表示されている「SIMカード設定ファイル」をダウンロード後、自動で再起動

上記の手順でSIMロック解除のステータスが更新されSIMを認識します。

APN設定の画面に表示されていた「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」も解消され、APNの入力設定と保存が出来るようになっています。

ワイモバイルのAndroid APN設定を入力し保存してください。

他に問題がなければこれでAPN設定は完了し、ネットワーク設定が利用できます。

関連記事:
APN設定とユーザー登録設定が必要なSIMカードを利用する場合

・ワイモバイル回線の通信設定をする(ワイモバイルのAPN設定)

Android端末によって表示が異なるなるので一応、「MCC」=国番号、「MNC」=事業者番号の表示です。ワイモバイルなら「440」と「20」になっています。

それでも解決しない場合は?

それでも問題が解消されない場合は、

・ワイモバイルへの乗り換え手続きは完了しているか?
・端末のシムロック解除は本当に完了しているか?
・動作確認の取れているAndroid端末か?
・Android OSのバージョンは対応しているか?
・乗り換えたSIMカードのバージョンはあっているか?

を確認してみるのが良さそうです。

今回はワイモバイルSIMを例に掲載しましたがAPN設定のトラブルは他の格安SIM事業者でも「SIMステータスの更新」で解消されるケースがあります。

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この記事を書いた人: scrapbit
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