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Zoomのセキュリティ対策は大丈夫?設定方法のかんたん手順

2021年05月11日
パソコン・IT機器トラブル関連
セキュリティ設定は状況とバランスを考えてカスタマイズ

Zoomは設定や機能を使ってさまざまなセキュリティ対策ができます。

Zoomのセキュリティ対策・一覧 1.Zoomアプリのバージョンは常に最新
2.ミーティングパスワードを設定する
3.ワンクリック参加機能をオフにする
4.ミーティングID、パスワードの情報は厳重管理
5.待機室の機能をオンにしておく
6.ミーティングのロック機能を使う
7.画面共有機能はホストのみに設定する
8.チャットのファイル転送機能をオフにする

上記に記載した項目が主にZoomで設定・対策できるセキュリティです。

セキュリティ重視の設定にするほど利便性は失われてゆくのでバランスを考えてカスタマイズするのが良さそうです。

関連記事:【Zoom】不正な侵入者/参加者を削除する手順

Zoomで困ったときのよくある一覧リスト
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1.Zoomアプリのバージョンは常に最新にする

Zoomアプリのアップデートを行うことで基本的なセキュリティ機能は高まります。

ホーム画面右上のアイコンから「アップデートを確認」からバージョンの確認、アップデートができます。

関連記事:Zoomのバージョン確認・アップデートかんたん手順

2.ミーティングパスワードを設定する

ミーティングパスワードを必ず設定する
ミーティングパスワードがオフになっているとセキュリティ上のリスクが高まります。有料版だとパスワードのオン/オフが設定できるのでオフになっている場合はオンにしてください。

※Zoomアプリ無料版ではミーティングパスワードが必須になっています。

3.ワンクリック参加機能をオフにする

URLをクリックすれば参加できる機能はかんたんで便利ですがミーティンIDとパスワードを常に要求する参加機能の方がセキュリティは高くなります。

「マイアカウントの設定」>「ワンクリックで参加できるように~パスワードを埋め込みます」からワンクリック参加機能のオン/オフの設定ができます。

4.ミーティングID、パスワードの情報は厳重管理

ミーティングIDやパスワード、招待URLは参加者のみでしっかり管理します。SNSで公開するのはNGです。
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5.待機室の機能をオンにしておく

待機室の機能をオンにしておけば不正侵入者を待機室に留めておくことができます。

許可を与えない限りミーティングに参加できないのでミーティングへの不正侵入を防げます。待機室の機能はオンにしておきましょう。

6.ミーティングのロック機能を使う

ミーティングのロック機能を使えば、現在ミーティングに参加している人以上、ミーティングに参加できなくなります。不正侵入されることはありません。

ミーティングのロック機能の設定 ①通話画面下部のセキュリティをクリック
②「ミーティングをロックする」をクリック

7.画面共有機能はホストのみに設定する

画像共有の権限をホストのみしておけばミーティング参加者を不快にする「ビデオ爆撃」のような悪質行為を防げます。

画面共有機能の設定
通話画面下部の「画面を共有」の右上「^」をクリック>「高度なオプション」をクリック>「共有できるのは誰ですか?」>「ホストのみ」を選択

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8.チャットのファイル転送機能をオフにする

「ファイルの送信機能」をオフにすれば不正侵入者によるウィルスソフトの送信/転送を防げます。

但し、必要なファイルの送信/転送もできなくなりオンラインミーティングの利便性も落ちます。

ミーティングへの不正侵入や不正アクセスを事前にセキュリティできていればオフにする必要はありません。状況に応じて設定してください。ファイル転送のオン/オフは、マイアカウントから「ファイル送信」をオフにするで設定できます。

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